電気工事士のみなさんはこのような悩みを持っていませんか?
- vvfケーブルの被覆を向くのが大変
- 作業効率が悪く、時間がかかる
- 被覆を剥く際にカッターでケガをしたことがある
僕は実際にこれらの悩みを身をもって体験しました
当記事を読めばこのようなことが分かります
- 作業効率が今よりも2倍以上速くなる
- VVFケーブルの効率の良い処理の仕方
- ケガのリスクが大幅に軽減する
【ストリッパーの写真】
僕が現場で使用してきて感じたことを軸に、皆さんのお悩み解決をゴールとして解説していきます
VVFケーブルストリッパーの必要性
結論 ストリッパーを使うと使わないとでは
作業効率に天と地の差が生まれます
絶対に必要な被覆処理の時間が短縮できるからです
例えばコンセントを10カ所取り付けるとしましょう
- 被覆処理をカッターとニッパーでした場合
- 被覆処理をVVFストリッパーでした場合
取り付けにかかる時間
- 1か所につき7分 × 10カ所 =70分
- 一か所につき5分 × 10カ所 =50分
ストリッパ―を使うと20分も作業効率が良くなっています!
ストリッパ―を使わずに作業をすると時間効率が悪くなってしまい、一日の作業量に限界が来ます
最悪、残業になることも(泣)
VVFケーブルストリッパーでできる4つの作業
ケーブルストリッパーに備わった4つの機能を紹介します
測る
- ストリッパー本体に(mm単位)(cm単位)の2種類のスケールメモリが書き込まれている
切る
- VVFケーブル(2m3c)でも軽い力で切ることができる
剥く
- VVFケーブルの被覆を安全かつきれいに早く処理できる
- 芯線の3本同時ストリップが可能
- ストリップバネアシスト付きで芯線を傷つけにくい
のの字曲げ
- 盤の挟み込みなどでよく使う「のの字曲げ」に適したくちばしの様な先端部分
- ニッパーでもできるが傷がつきやすい
ケーブルストリッパーに向かない作業
盤の挟み込み作業には、これまでに紹介してきた(手動式)ケーブルストリッパーには向きません
理由は2つあります
手動式と機械式
ケーブルストリッパーには2種類あり
機械式と手動式です
結論から言うと、盤の挟み込み作業は(機械式)ケーブルストリッパーが良いです
処理するケーブルの本数が10~100本以上と多いからです
(機械式)ケーブルストリッパーは「剥く」に特化した工具です
被覆処理作業なら横に並ぶものはいないほどのトップクラスに早いです
それぞれの特徴を生かした使い分けが重要になってきます
おすすめの記事
※当記事では(機械式)の詳しい説明は渇愛する代わりに
僕が好きな「でんブロ」さんの超わかりやすい
ストリッパーの比較記事があるので参考にしてみてください!
https://electrical-worklife.com/2024/02/19/stripper/
切ってしまう恐れがある
被覆処理の際に誤って切ってしまうことがあります
画像を使って説明していきます

赤い矢印が切断部分

赤い矢印の丸が6個並んでるのが芯線被覆を処理する部分

赤矢印が指す、芯線処理と切断部分が隣り合わせになっているため
誤って切断部分に芯線がずれてしまい切ってしまうことがあります
※VVF2m3cの被覆処理に注意
僕も間違って切ったことがあるのですが、作業内容によってはだいぶ焦ります(笑)
盤の挟み込みの際に誤って切ってしまうと、短くなりすぎて届かないなてことになりかねません
それだけは何としても避けたいですよね
そのため、「剥く」だけに特化した(機械式)がトータルで良いのです
おすすめのVVFストリッパー
僕が使ってるのはHOZANのVVFストリッパー
とてもスタイリッシュでコンパクト
欲しい機能が一つにまとめられているので、携帯する道具が少なく済むのも大きな利点!
まとめ:安全作業と効率化を目指して!
当記事では(手動式)VVFケーブルストリッパーについて解説しました
- ・圧倒的に作業効率が良くなる
- ・これ一本で4役こなせる
- ・手動式と機械式の使い分けが重要
- ・被覆処理の際に芯線を切ってしまうことがあるため注意
便利な機能を使いこなし、怪我無く、安全に作業効率を上げていこう!
費用対効果がとても高い道具なので、導入をして損することはまずないと思います
読者の皆さんに魅力伝わっていると嬉しいです
盤の挟み込み作業の際は誤って切らないように注意してね!
以上、人道ブログのじんでした~!